ヘグモ監督解任、マチェイ監督招聘に思う事
ヘグモ監督シーズン途中解任に多少なり賛同が得られる唯一の選択肢だった様に感じるマチェイ再任。
— k@football (@k_football) August 27, 2024
攻撃面を仕込むスケジュールが無かった第1期。
今回はスケジュール面では時間はあるがスカッド的には今期の大量流出と薄めの補強でマチェイ監督が戦力把握後に再構築する部分も多く有る気がする。 https://t.co/hKjP4jx2LR
ヘグモ監督については
攻撃面の改善はデータを見ても出せていたが
守備面ではスピードと対人の強さを併せ持つCBとジョアンが求めるGK像とは違うもっとBOX外に出て蹴り込まれたボールを高い位置で処理するGK像が必要だった気がします。
冬の市場で開幕前に明本と荻原の移籍。
大畑五輪活動に基づき渡辺凌磨左SB起用。
スカッドのミスマッチの解消策としての中島中心の攻撃構築も中島離脱。
今季の目玉補強だったソルバッケンが漸くリハビリ終えて使える様になるとソルバッケンの個人戦術に支えられグスタフソン、敦樹が機能し始めていたのと合わせてこのまま行ければ上が狙えると期待もソルバッケン、レンタルバックとなりこれも瓦解。
夏の市場で酒井宏樹、岩尾憲、ショレ、敦樹が移籍。
中島復帰も中心の攻撃に戻すには岩尾憲かそれを上回る個人戦術を備えた選手が必要でこれも難しい状況に。
アンカーシステムの1-4-3-3基本システムと役割を認知させる時期
応用編、中島中心に攻撃構築を進めた時期→負傷離脱
ソルバッケン復帰で好転の時期から移籍
持てるスカッドの中で一つずつスピード感はなかったが確実にステップを踏みながら緩やかに成長していた印象でした。
8月を除くと離脱者が多くなった原因とも言われていた25シーズンの過密日程を闘い抜くための
アスリート能力向上のための重めのトレーニングメニュー
歪なスカッドの中で最適解見つけるとその中心が故障や移籍で居なくなる異例のシーズン。
そんな中5月末辺りまで敦樹がIHで苦戦しながらも6月から良い感じになった事が結果的には市場に認められて急転直下の移籍劇になったと推察出来る訳だけど。
渡邊凌磨は戦術理解度高く明本程の強さは感じられないけど、より以上に何処でも渡邊凌磨な印象。特にトップ以外の前目なら何処でも活躍できそう。
SBは前での能力の高さがあり勿体無く感じるが出来る。
安居がボランチとしてIHとしても成長した印象。
特に攻撃参加のタイミングが良くなったと感じられ元々のミドル巧さと重なれば点も取れる選手になりそう。
大久保はタイプは違うがソルバッケンから得られるものがあった感じでカットインからシュートが増えた印象。
堀之内SD体制のフットボール本部にしても、西野TD体制からバトンを受けて
今シーズン夏の補強は欧州市場の動き出しが遅かった事もありリストアップ、狙った選手へのアプローチから契約までと
想定外の選手流出に緊急対応の補強策など難しい事が多かったと思う。
土田SD西野TD体制でデータベース活用して浦和レッズとしての基準でデータに基づいて補強選手のリストアップが始まり全てが成功してる訳じゃないけど、それなりの成果はあるのだと思う。
またJリーグ全体が欧州移籍市場に安く良質な選手の供給地として強く認知された初のシーズンで
今まで年齢的に切られていた年代が浦和レッズに限らず多く移籍。
ACLで特に西アジアにインパクトを与えたであろう浦和レッズの選手が西アジアの競争不能な資金に狙われている事。(例ショレ)
後はJリーグの移籍加入のタイミングを欧州主要リーグの後まで伸ばす必要性を強く感じます。
基本的に欧州市場で活躍出来る選手をJリーグに連れてくるには今の期間設定は難し過ぎる。
前向きに話しが進んでても、玉突き移籍で欧州のクラブに持って行かれたり、ハイジャック(例ギアクマキス)されたり、
結果的には無所属の当たり選手(例ホセ カンテ)を見つけられるかに掛かってしまう可能性が高い。
後は監督、元監督等の人脈で来てもらえる選手(例グスタフソン、二田、昔だけどポンテ)に頼る。
現状だと売上100億円規模の浦和レッズが200億〜300億円クラスの欧州のクラブと選手獲得競争を行い資金力で劣る中、選手を獲得して行く事になる。
CWCで闘えるスカッドとしてはそのクラスの選手は絶対必要と思われる。
結局現実的アプローチとなると西野TDが北欧だけを狙ってる訳じゃ無いと言いながら多くの補強が実現した事が資金と選手の実力を見た時に現実路線なのだと思われます。
後割と北欧の方は親日家、知日家が多い印象。
クラブとして売上200億円をまず早期にクリア出来る体制構築、FB本部として人的ネットワークの強化、そしてJリーグで常に優勝争いをするチーム作り。
補強と育成のバランス良い両輪を好サイクルで回すノウハウの構築。
何処かで読んだ大原、ヨノハチ、レッズランドと分散している練習拠点を一箇所に纏めつつ高機能化を図るには賛成。
今のアカデミーの体制も平川、阿部とレジェンドがコーチングスタッフに名を連ねており良いと思う。
纏まりの無い文章となりましたが話しを戻すと
ヘグモさんありがとうございました。
そしてマチェイさんヘグモさんにより伸びた部分を上手く活かし取り込んで
脆弱なスカッドですが良い結果をお願いします。